脂肪肝とお腹に関する症状

脂肪肝とお腹が出てきたこととの関係

 

お腹が出てきたら、BMIの値をチェックしましょう。BMIとは、体重(kg)÷身長(m)×身長(m)ですが、25以上では30%、30以上が80%の割合で脂肪肝にかかっていると言われています。

 

脂肪化と下痢、腹痛

 

40代の男性で「最近、ずっと下痢や腹痛気味で、どことなく体がだるい感じが続いたので診察を受けると、脂肪肝と言われました。アルコールはあまり飲まないのですが、体重を減らすよう指導されました。他にはどんな注意が必要でしょうか」「脂肪肝とは、どんな病気なのでしょうか。」と聞かれたことがあります。

 

 

脂肪肝をきたす原因はいくつか挙げられます。まず第一は肥満に伴う脂肪肝、すなわち肥満をさたす人の多くは過剰のカロリー搾取をしている人が多く、肥満の人の約翔%に脂肪肝があるともいわれています。第二の原因は糖尿病に伴う脂肪肝で、特に成人肥満型糖尿病は一定の割合で脂肪肝を合併するともいわれています。第三の原因はアルコール性脂肪肝です。昔からアルコールの飲み過ぎで肝臓を壊すというのは有名ですが、大酒飲みの方の約80%に脂肪肝があるともいわれています。

 

脂肪肝と便秘

 

便秘は、脂肪肝の症状を悪化させることが知られています。これは、何故かと言うと、便秘になると、腸内の大腸菌やウェルシュ菌をはじめとしたヒトの健康に害を与える悪玉菌が増えます。その一方で、ヒトの健康に有益な働きをするビフィズス菌や乳酸菌は減少します。悪玉菌は、食事から摂取したタンパク質を取り込んで腐敗発酵させ、その結果、有害物質であるアンモニアやインドール類を産生させます。それらの有害物質は体内に吸収された後、肝臓へ運ばれ、通常であれば、そこで解毒作用が働いて有害物質は毒性を示さない物質へと変化させます。例えば、猛毒のアンモニアは尿素や尿酸となって無毒化され、尿へ排泄されます。ところが、脂肪肝になりますと、その解毒機能が低下するために、有害物質は肝細胞を障害し、脂肪肝がより一層悪化することになります。

 

脂肪肝と胃痛

 

胃の不快感を訴ったり、胃痛が激しく回数が多かったりして、胃薬を飲んでいても、なかなか症状が改善されない場合に、内科のエコーで診断してもらうと、脂肪肝だったという場合があるようです。もしも、そういった胃痛でお悩みの方がいれば、脂肪肝を疑ったほうがいいかもしれません。これは、

 

糖を過剰に摂取すると、脂肪肝が生じる。砂糖が分解してできる果糖は、量に依存する肝毒性を示す。果糖は、肝臓でのみ代謝される。果糖は、肝臓や骨格筋にインスリン抵抗性を引き起こす。インスリン抵抗性が生じると、膵臓からのインスリン分泌が促される。過剰なインスリンによる高インスリン血症は、各種の臓器障害をもたらす。例えば、脂質異常症や肝臓の炎症をもたらす。

 

脂肪肝と肝臓が腫れる

 

脂肪肝により、肝臓が腫れるということは、傷ついてしまった肝臓を治そうと働いていることであり、早く傷口を修復させようとする過程で起こる、第一段階のようなもので、自然治癒力からくる炎症反応の一つです。炎症中の肝臓は腫れてしまいますが、炎症が収まる(肝臓が改善される)と腫れも引いていきます。肝臓は、食の悪習慣やストレスなどに対して敏感な臓器であり、肝臓が弱ってくると、血行不良による病気・消化不良による病気、疲労感などの精神的病気などの症状が出てきます。

 

 

脂肪肝とお腹の張り

 

食べ過ぎなどでお腹が張ることって誰にでも起こりうることであり、いわゆる腹部膨満感と言いますが、数日におよぶ膨満感なら、便秘や体調不良が考えられます。 ただし、膨満感が長く続いている方は、 何らかの病気が疑われますが、倦怠感なども伴うようなら、肝炎などの肝機能障害の可能性があります。