脂肪肝による特殊な症状

脂肪肝と目の黄疸

 

血液中のビリルビン濃度が高くなることによって、皮膚や白目の部分が黄色く変色することを黄疸といいます。また、以下のような症状も現れます。

 

  • 尿の色が濃い
  • 皮膚がかゆくなる
  • 全身の倦怠感、発熱

 

ビリルビンの数値が高くなる原因

 

ビリルビンという物質は、赤血球に含まれる酸素や二酸化炭素を運ぶヘモグロビンの一部が代謝されてできたものですが、その後、ビリルビンは肝臓に運ばれて、グルクロン酸という物質と結合して、胆汁となり、胆管を通って、腸の中に排出されます。このとき、肝臓に炎症などがあると、胆汁の中にビリルビンを排出することができず、血液の中のビリルビン濃度が高くなると考えられています。

 

脂肪肝と耳鳴り

 

脂肪肝の影響で耳鳴りが起きることがあります。右リンパという場所ですが、ここから、血流が頭部右半分、頚部右半分および右の腕から集まり、太く短いリンパ管に集められて、心臓に入ります。
そして、右リンパは肝臓の老廃物を集めてきているのですが、脂肪肝の影響で右リンパが血流の渋滞を起こしているため、毛細血管を圧迫し リンパを更に圧迫しているため、あご下右側が腫れたり、眼球も右の方が出ていたり、右耳のほうに耳鳴りが起こることがあります。

 

脂肪肝と寝汗

 

通常、大人は、1晩にコップ1杯くらいの汗をかくと言われています。これは、自律神経が睡眠を深くするために、体温を下げようとして、汗をかきます。しかし、寝具がぐっしょり濡れたり、体がびっしょりになるほどの寝汗だとすると、これは異常な寝汗だと思われます。この場合の原因としては、ストレスなどが考えられますが、脂肪肝や肝機能障害.、食べ過ぎや飲みすぎによって肝臓に大きな負担をかけている、肝臓が十分機能していない人は寝汗を大量にかきます。 また、肝臓が原因の場合は、身体のダルさや、疲れやすくなる等の症状も出てきますので、こういった症状が現れた場合には、肝臓をうたがったほうがいいでしょう。

 

脂肪肝と爪

 

脂肪肝などによって、肝臓の働きが悪くなると、爪にもその影響が出てきます。その影響とは、爪に縦の筋が出るくることです。また、さらに爪が黄色くなるのは、重症になりつつあるということを表しています。

 

脂肪肝と抜け毛

 

脂肪肝となり、肝臓の機能が低下した人は、抜け毛が増える傾向があります。これは肝臓は毒素を分解する役割があるため、肝臓の機能が低下すると血液の質が下がるからです。

 

ちなみに、脂肪肝と抜け毛の両方に効く成分があります。それは、「イノシトール」という成分です。このイノシトールは、小麦やピーナッツ、アーモンド、オレンジなどに多く含まれており、12種類あるビタミンのひとつです。イノシトールの働きは、コレステロールの流れをスムーズにして肝臓に脂肪を溜まりにくくする作用があり、脂肪肝や高脂血症、動脈硬化の治療薬としても使われていいます。また、うつ病やパニック障害、強迫性障害の治療に効果があっるとも言われています。