脂肪肝の仕組み

脂肪肝の根本要因は、脂質ではなく糖質

 

脂肪肝の仕組みは、以下のようになっています。

 

  1. 糖質を摂取すると血糖値が上昇します。
  2. 血糖値が上昇すると追加分泌のインスリンが大量に分泌されます。
  3. 追加分泌インスリンにより、筋肉細胞の糖輸送体が内部から細胞表面に移動します。
  4. 筋肉細胞の糖輸送体(Glut4)により血液中のブドウ糖は細胞内に取り込まれます。
  5. まずエネルギー源として利用し、次いでグリコーゲンとして筋肉中に蓄えます。
  6. 筋肉細胞に取り込まれずに、血液中で余ったブドウ糖は全て中性脂肪に変わり、脂肪細胞や肝臓に蓄えられます。

 

<参考>脂肪肝と脂質の分解、中性脂肪を燃やす、燃焼させること

 

脂肪肝とは、中性脂肪が肝臓に蓄積する病気ですが、食事で摂った脂質は、小腸で吸収され肝臓で脂肪酸に分解され、糖質はブドウ糖に分解されて、小腸から吸収された後、肝臓で中性脂肪に変化し、余分なものが肝臓に蓄えられるからです。

 

その余分な中性脂肪の蓄積させないためにも、1日の摂取カロリーを控え、運動によって、体内脂肪を燃やすことが重要です。

 

<参考>糖質と糖分の違い

 

糖質(炭水化物)

 

まず、糖質ですが、これは、1gにつき4kcalのエネルギーを持ち、筋肉や脳、肝臓などで利用されるものです。。また、エネルギーとして消費されなかった糖質は中性脂肪として蓄積され、肥満や生活習慣病の原因となります。この糖質は以下の3種類に分類ができます。つまり、この3種の「糖類」を総称したものを「糖質」と呼びます。

 

ちなみに、炭水化物は、糖質と食物繊維の2つのことを言います。

 

  • 単糖類
  • 二糖類(少糖類)
  • 多糖類

 

これは糖の大きさによって分類されていて、小さい方から単糖類<二糖類(少糖類)<多糖類となります。

 

具体的には、以下のようになります。

 

  • 単糖類・・・ブドウ糖、果糖など
  • 二糖類・・・砂糖(ショ糖)、乳頭、麦芽糖など
  • 多糖類・・・でんぷん、オリゴ糖、グリコーゲンなど

 

単糖類は小さいので小腸から直接吸収され血液に取り込まれますが、二糖類や多糖類は大きいので、口から小腸に届くまでに単糖類に分解された上で、最終的に小腸で吸収されます。

 

糖分

 

次に糖分ですが、「あるものに含まれる、糖類の成分。また、甘み。」とされていて、甘み全般を差すような使われ方をしたりとかなり幅のある言葉になります。